iPhone 3GS ハマグリ事件の顛末 - バッテリー膨張(爆発?)

<要約>

購入後1年9か月のiPhone 3GSがバッテリー膨張によりぱっくりと開いたハマグリ状態になったが、Appleサポートセンターで新品の3GSに無償交換された。しかし最近ではこの症状は有償交換での対応に変化しているとの情報もあり。

<ハマグリの始まり>

2010年4月 : iPhone 3GS 入手

2011年11月iPone 4S 入手にともない、3GSはiOS5にアップデートしたまま放置状態。

2011年12月末お風呂で使うために3GSを久しぶりに充電。

2012年1月(購入より1年9か月後):

3GSの幾つかの異常に気づく。電池の減りがはやく、しかも70%くらいまで減った所で突如電源が落ちる。充電すると復活するが、また同じ事を繰り返すという状態に。

また、ディスプレイの中央部分が指で押さえた時のように圧迫されているように見えた。表面から押さえているわけでもないのに妙だな~と思ったが、今思うとこれはバッテリーが膨張したことによる内側からの圧迫だったのだろう。

数日後、ディスプレイがボディから少し浮き上がってきている気がした。さらに数日後には明らかに画面が浮き上がっており、それから3週間ほどかけてディスプレイの浮き上がりが2cm、3cmと大きくなってきた。最終的には写真の状態になり、基板が割れ、下のバッテリーがパンパンに膨らんでいることが確認できた。つまりこの3GSの場合は、突然爆発したのではなく、徐々に膨張したのである。ただし、毎日見ていたわけではないので、途中に小さな爆発はあった可能性はある。

症状が落ち着いたところで、ハマグリ状態の写真をInstagram経由でtwitterやtumblrに載せたところ、jaconyさんがtogetterの「iphoneハマグリ現象(爆発?)が続発iosアップデートにはご注意を」を教えてくださった。読んでみると、同じ症状を起こした3GSの例がたくさんあったようで安心した。また、このiPhoneがぱっくり開いた状態が「ハマグリ(蛤)」と呼ばれていることを知った。

<ハマグリの終わり>

togetterや他のネット上の記事を読んでると、Appleで新品の3GSと交換できると書いてあったので、心斎橋のアップルストアに持って行ってみた。しかし予約をしていなかったために対応してもらえるのは40分後と言われ、その日は用事があったので断念して持ち帰り。いつ爆発するか分からないハマグリを持ち歩くのはスリル満点であった(冗談です)。

翌日アップルのサポートに電話すると、どんどんと上の立場の人に電話を回されながら、最終的には無償で新品に交換する提案を受けた。ちなみに電話で話した三人とも「お怪我はございませんでしたか」と心配してくれるなど丁寧な対応で感心した。AppleCareのような保証サービスには入っていなかったにもかかわらず、とんとん拍子に無償交換してもらえることになった。

後日、アップルが手配したクロネコヤマト便が指定の日時に引き取りにきた。箱まで用意してくれいていたので、こちらはハマグリ状態のiPhoneを裸で渡すだけでよかった。SIMカードはできれば取り外しておいて欲しいと電話で言われていたが、バッテリー膨張によりカードのスロットが曲っており取り出せなかったのでSIMカードが刺さったままのハマグリを送付した。

2日後にまず、取り出されたSIMカードのみ返送されてきた。そしてさらに2日ほど後には、宅急便で新品の3GSが送られてきた。こうしてAppleの迅速な対応により、ハマグリはあっさり閉じたのであった。

<結論>

アイフォンがハマグリになった人は、リンゴに相談するのが吉。

<その他>

ネット上で読んだ話では、リチウム電池は古くなると膨張することがあるらしく、爆発を防ぐためにエアーバックのように膨らむ仕組みになっている。つまりハマグリ状態になったのも安全上の設計であるということ。本当かどうかは知らない。

また、3GSをiOS5にアップデートするとハマグリになりやすいとの話があった。たしかにうちのもiOS5にアップデートしていたが、それが本当に原因なのかどうかは分からない。

この記事を読んで連絡をくださった方の場合は、2年以上経過した3GSで同じ症状が起こりアップルに電話したものの(AppleCareには未加入)、無償交換はしてもらえなかったそうである。テクニカルサポートでは「充電を繰り返すとバッテリーが膨張するのはよくあること」「膨張するのはバッテリーの特性」と言われ、有償交換しか選択肢がなかったために交換は諦めたとのことであった。

はじめは購入後の経過期間によって対応が違うのかと思ったが(私の場合は購入から1年9か月後)、togetterに書きこまれたコメントによると、サポートセンターに有償電池交換で対応するように通達がきているらしい。私の場合はギリギリ無償交換に間に合ったのかもしれない。